夏の終わりに読みたくなる絵本　5選

夏の終わりに読みたくなる絵本5選

夏の終わりは、少し切ない気持ちを感じる季節。

そんな季節にぴったりな絵本を集めました。

子どもはもちろん、大人も楽しめる心温まるストーリーばかり。

ぜひ、夕涼みしながら読んでみてください。

1. わすれられないおくりもの

スーザン・バーレイによる感動的な絵本です。

この絵本は、お年寄りのあなぐまが静かに息を引き取ったあとに残された動物たちが、それぞれにあなぐまとの思い出を大切にしながら生きていく姿を描きます。

命の尊さや、誰かがいなくなったあともその教えが心に残り続けることを教えてくれる一冊です。

ヨシタケシンスケの『りんごかもしれない』は、子どもの発想力を刺激する哲学的な絵本です。

テーブルにある一見普通のりんごを、様々な視点で考え、その可能性を探る物語。

夏の終わりに、日常の中に潜む不思議や新しい発見を楽しみたい時にぴったりです。

いわむらかずおの『14ひきのおつきみ』は、秋の訪れを感じさせる美しい自然描写が魅力です。

野ねずみ一家が秋の夜に月を見上げる情景は、穏やかな気持ちにさせてくれます。

夏が終わり、秋が始まる季節の変わり目にぴったりの一冊です。

モーリス・センダックの『かいじゅうたちのいるところ』は、少年マックスの冒険と成長を描いた物語。

母に叱られて寝室に閉じ込められたマックスは、想像力で「かいじゅうたち」の世界へと旅立ちます。

帰り道の寂しさが夏の終わりの少し物悲しい雰囲気と重なります。

末吉暁子の『もりのかくれんぼう』は、秋の黄金色に染まる森を舞台にしたファンタジー絵本です。

お兄ちゃんと遊びたかったケイコが、森で不思議なかくれんぼをする物語。

夢と現実の境が曖昧な不思議な世界観が、夏の終わりの夜にぴったりです。

この絵本は、命の終わりと、それが周りに残す影響について優しく描いています。

あなぐまが動物たちに残した知恵と愛が、絵本全体を通じて温かく伝わります。

ヨシタケシンスケの作品で、日常の中に潜む「不思議」や「可能性」をテーマにしています。

りんごを通じて、子どもの発想力を引き出す哲学的な絵本です。

この絵本は、秋の訪れを感じる絵が印象的です。

野ねずみ一家がお月見を楽しむ様子が、秋の夜にぴったりの絵本です。

少年マックスが空想の世界で冒険をする話です。

怪獣たちとのやりとりを通じて、成長していく彼の姿が描かれています。

秋の森を舞台にした幻想的な物語です。

かくれんぼを通して、夢と現実の境が曖昧になる不思議な絵本です。