【アメトーーク!】読書芸人2023で紹介された おすすめ本

テレビ朝日系『アメトーーク!』で読書芸人の皆さんが紹介されていた本を紹介。
第6弾 2023年4月20日(木)放送分

Aマッソ・加納さん
ラランド・ニシダさん
ヒコロヒーさん
ビビる大木さん
カモシダせぶんさん

参考リンク
「アメトーーク!」公式ホームページ
「アメトーーク!」テレビ朝日公式 X

Aマッソ・加納さん

『僕の心臓は右にある』チャンス大城

独特な視点で描かれたエッセイで、日常生活に潜む奇妙さや滑稽さを鮮やかに描写しています。

ユーモラスでありながら、どこか哲学的な洞察が込められた内容が特徴です。

著者の独自の視点が、読者に新たな気づきをもたらしてくれます。





『君のクイズ』小川哲

クイズを通じて人間関係や心理を深く掘り下げた作品です。

物語の中で徐々に明らかになる謎や、登場人物たちの複雑な感情が読者を引き込みます。

知的な興奮と共に、人間の本質に迫る鋭い洞察が魅力の一冊です。





『嫌いなら呼ぶなよ』綿矢りさ

日常に潜む苛立ちや葛藤を鮮やかに描写した短編集です。

登場人物たちの心の揺れがリアルに表現されており、感情の機微を巧みに描き出しています。

共感と反発が入り混じる感情を読者に投げかける、刺激的な一冊です。





『アホウドリの迷信』岸本佐知子

翻訳家の岸本佐知子と柴田元幸による、現代英語圏の異色短篇小説を集めたアンソロジーです。

選ばれた10作品は、奇妙でユニークな視点を持つ作家たちの作品が中心で、日本ではまだあまり知られていない作家が多く紹介されています

作品全体は、読者に異なる価値観や感覚を投げかける実験的な短編が多く、特に文学ファンにとって刺激的な一冊となっています





『笑うな』筒井康隆

人間社会の矛盾や不条理を鋭く描いた短編集です。

風刺とユーモアに富んだ作品が多く、読者を楽しませつつも深い考察を促します。

筒井康隆の独特な視点が感じられる、風刺文学の名作です。





『文豪たちの悪口本』彩図社

文豪たちが互いに批判し合った言葉を集めたユニークなエッセイ集です。

文豪たちの人間味あふれる一面が垣間見える内容で、文学の裏側を楽しむことができます。

時には辛辣で、時にはユーモラスな「悪口」が満載の一冊です。





ラランド ニシダさん

『教育』遠野遥

人間関係の中での葛藤と成長を描いた作品です。

登場人物の複雑な心理描写が鮮やかに描かれており、物語を通じて成長していく様子がリアルに表現されています。

人間の本質に迫るテーマが印象的な一冊です。





『とんこつQ&A』今村夏子

ユーモラスな視点で日常の疑問を描き出した短編集です。

登場人物たちが抱える些細な問題や疑問が、ユニークな語り口で表現されています。

日常の中に潜むちょっとした不思議や笑いが詰まった作品です。





『ケチる貴方』石田夏穂

人間の「ケチ」という側面をテーマに描いた作品です。

節約やケチることに対する考え方を、さまざまなエピソードを通じて掘り下げています。

読者に自己反省を促しながらも、笑いを誘う内容が魅力です。





『悪魔の涎・追い求める男』コルタサル

人間の内面に潜む闇と欲望を描いた短編集です。

幻想的で不条理なストーリーが多く、読者を独特の世界観に引き込みます。

シュールでありながらも、人間の本質を鋭く突いた内容が印象的です。





『ミライの源氏物語』山崎ナオコーラ

現代の視点から「源氏物語」を再解釈したユニークな作品です。

古典のテーマを現代社会に置き換えて描くことで、新たな視点から物語を楽しむことができます。

古典文学の魅力を再発見させてくれる一冊です。





『あなたのための短歌集』木下龍也

さまざまな感情や出来事を短歌で表現した作品集です。

短歌の中に込められた想いや言葉の美しさが、読む者の心に響きます。

感情を短く鋭い言葉で表現することの魅力を感じられる一冊です。





『人間の建設』小林秀雄

人間とは何か、その存在意義について深く考察した哲学的なエッセイです。

著者の鋭い洞察と、独自の視点が印象的な内容となっています。

人間の本質に対する問いを突きつけ、読者を深い思索の世界へと導きます。





『建築知識2022年5月号』エクスナレッジ

建築に関する最新の知識やトレンドを紹介する専門誌です。

建築デザインや技術に関する深い知見が詰まっており、建築業界のプロフェッショナルにとって有益な情報が豊富です。

最新の建築トレンドに触れたい方におすすめです。





ヒコロヒーさん

『宇宙人と出会う前に読む本』高水裕一

宇宙人との接触に備えて、私たちが知っておくべき科学的な知識や倫理について詳しく解説しています。

宇宙における生命の可能性や、地球外知的生命体と出会った場合の影響についての考察が魅力的です。

人類の未来に関する新たな視点を与えてくれる一冊です。





『掃除婦のための手引き書』ルシア・ベルリン

人生の喜びや苦しみを鮮やかに描いた短編集で、掃除婦や病院勤務など、著者の多彩な経験を基にした物語が収められています。

登場人物たちの孤独や希望が、温かくも切ない筆致で描かれています。

人間のさまざまな側面に深く触れることができる作品です。





『その昔、N市では』マリー・ルイーゼ・カシュニッツ

ドイツのとある町を舞台に、過去と現在が交錯する物語が描かれています。

さまざまな登場人物の視点を通じて、時間と場所の持つ力が語られます。

歴史と人々の記憶が交錯する独特の雰囲気が魅力的な一冊です。





『くもをさがす』西加奈子

不安や孤独を抱える登場人物たちが、自分自身を見つけるために奮闘する物語です。

日常の中に潜む小さな奇跡や、登場人物たちの成長が温かく描かれています。

西加奈子の独特な語り口が心に響く一冊です。





『権力に翻弄にされないための48の法則』ロバート・グリーン

権力を操るための戦略や、自らを守るための方法が48の法則としてまとめられています。

歴史上のエピソードを交えながら、権力の本質を理解するための具体的なアプローチを提供します。

人間関係における権力の扱い方を学ぶのに最適な一冊です。





『短歌ください』穂村弘

短歌を通じて、現代の心の中にあるさまざまな感情を表現した作品集です。

穂村弘独特のユーモアと切なさが織り交ぜられた短歌が、読む者の心を捉えます。

短歌を通じて感情の深層に触れることができる一冊です。





『家庭用安心坑夫』小砂川チト

日常生活の中に潜む恐怖や不安をテーマにした短編集です。

一見普通の家庭生活の中に潜む異常性や、人間の暗い側面が描かれています。

リアルな恐怖を感じさせる内容が特徴的です。





『西武戦線異状なし』レマルク

戦争の悲惨さと兵士たちの心の葛藤を描いた作品です。

戦場での日々と、生と死の狭間での人間ドラマがリアルに描かれています。

戦争の現実を知る上で重要な一冊です。





ビビる大木さん

『ディズニーランドが日本に来た日』馬場康夫

日本にディズニーランドがやってきた当時の熱狂や、プロジェクトの裏側について詳しく描かれています。

日本社会におけるエンターテインメントの変革や、テーマパークのもたらした影響が興味深く記述されています。

ディズニーファンや日本の文化史に興味のある方にとって必見の一冊です。





『わが夫坂本龍馬』一坂太郎

坂本龍馬の妻の視点から描かれた、歴史的な人物の知られざる一面に迫る作品です。

坂本龍馬の生き方や人間関係が、家庭内の視点を通じて新たに浮き彫りにされています。

歴史に興味がある方に、人物の内面をより深く理解できる内容となっています。





『砂まみれの名将』加藤弘士

スポーツの現場で闘った指導者たちの物語を描いた作品です。

砂にまみれながらも選手たちとともに歩んできた指導者の姿が、生々しくも感動的に描かれています。

スポーツを通じて得られる熱い情熱や感動を感じられる一冊です。





『辺境の路地へ』上原善広

日本の辺境に存在する、独特の文化や人々の生活を追った紀行文です。

普段はあまり知られていない地方の歴史や文化が、詳細に記述されています。

日本の多様な文化に触れたい方にとって、新たな発見が得られる作品です。





『渋沢家三代』佐野眞一

渋沢栄一をはじめとする渋沢家の三代にわたる軌跡を描いた作品です。

渋沢栄一の企業家精神や、その後の家族たちがどのように日本社会に影響を与えたかが詳細に述べられています。

日本の経済史や渋沢家の歴史に興味のある方におすすめの一冊です。





『西郷隆盛の首を発見した男』大野敏明

西南戦争後に行方不明となった西郷隆盛の首を発見した男の物語です。

歴史の謎に挑む探求の過程が、詳細に描かれています。

歴史好きには興味を引かれる、ミステリーと史実が交錯する内容です。





『中濱万次郎』中濱博

アメリカで教育を受け、後に日本の近代化に大きく寄与した中濱万次郎の物語です。

波乱万丈の人生が描かれ、時代の変わり目に立ち会った人物の生き方が感動的に描かれています。

歴史の転換期を生きた人物に関心がある方にぴったりの一冊です。





カモシダせぶんさん

『5A73』詠坂雄二

複雑な謎と人間ドラマが絡み合ったサスペンス作品です。

登場人物たちが抱える秘密が次第に明らかになる過程がスリリングに描かれています。

緊張感のある展開が続くため、一気に読み進めたくなる一冊です。





『ゼロからトースターを作ってみた結果』トーマス・トウェイツ

トースターをゼロから自作するというユニークな挑戦を描いたノンフィクションです。

現代の製品がどれだけ多くの技術と素材に依存しているかを実感させられます。

物を作ることの難しさと、現代社会の複雑さをユーモラスに教えてくれる一冊です。





『菓の辞典』長井史枝

お菓子にまつわる歴史や文化を詳しく解説した辞典です。

和菓子や洋菓子の起源、素材、作り方など、お菓子に関する幅広い知識が詰まっています。

お菓子好きな方にとっては、知識欲を満たす興味深い一冊です。





『闇祓』辻村深月

闇に立ち向かう人々の物語を描いたミステリー作品です。

登場人物たちが抱える過去や秘密が徐々に明らかになる過程が、読者を物語に引き込みます。

人間の心の闇と、それに打ち勝つ力について考えさせられる内容です。





『東大に名探偵はいない』市川憂人

名探偵と東大生たちの奇妙な協力関係を描いたユーモラスなミステリーです。

謎解きの過程で登場するユーモラスな会話や展開が読者を楽しませます。

軽快なリズムで進む物語は、エンターテインメントとして非常に魅力的です。





『三体0【ゼロ】 球状閃電』劉慈欣

壮大なスケールで描かれるSF作品で、物理学と哲学が交錯する内容が特徴です。

未知の力に立ち向かう人類の姿が、リアリティを持って描かれています。

劉慈欣の独特なSFの世界観が存分に楽しめる一冊です。





『ももたろう (笑本おかしばなし)』ガタロー☆マン

日本の昔話「桃太郎」をパロディとして描いたユーモラスな作品です。

おなじみの物語が新しい視点から再解釈され、笑いに満ちた展開が楽しめます。

昔話に新たな風を吹き込む創造性に溢れた一冊です。