テレビ朝日系『アメトーーク!』で読書芸人の皆さんが紹介されていた本を紹介。
読書芸人第3弾 2016年6月18日(木)放送分
読書芸人2016に登場した芸人さんは4名です。
・ピース又吉さん
・オードリー若林さん
・オアシズ光浦靖子さん
・カズレーザーさん
参考リンク
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「アメトーーク!」テレビ朝日公式 X
- ピース又吉さんのおすすめ本
- 『コンビニ人間』村田沙耶香
- 『異類婚姻譚』本谷有希子
- 『マチネの終わりに』平野敬一郎
- 『私の消滅』中村文則
- 『祐介』尾崎世界観
- 『夏の裁断』島本理生
- 『私の恋人』上田岳弘
- オードリー若林さんのおすすめ本
- 『コンビニ人間』村田沙耶香
- 『少年聖女』鹿島田真希
- 『挫折を経て、猫は丸くなった』天久聖一編
- 『鳥打ちも夜更けには』金子薫
- 『グローバライズ』木下古栗
- オアシズ 光浦靖子さんのおすすめ本
- 『コンビニ人間』村田沙耶香
- 『美しい距離』山崎ナオコーラ
- 『服従』ミシェル・ウエルベック
- 『あひる』今村夏子
- 『マチネの終わりに』平野啓一郎
- 『森に眠る魚』角田光代
- カズレーザーさんのおすすめ本
- 『中をそうぞうしてみよう』佐藤雅彦+ユーフラテス
- 『ジョン・レノン対火星人』高橋源一郎
- 『幻獣遁走曲』倉知淳
- 『静かな炎天』若竹七海
- 『アライバル』ショーン・タン
- 『高い城の男』フィリップ・K・ディック
- 『ヤギより上、サルより下』平山夢明
ピース又吉さんのおすすめ本
『コンビニ人間』村田沙耶香
村田沙耶香の『コンビニ人間』は、コンビニエンスストアで働く女性の視点から現代社会を風刺的に描いた物語です。
主人公の「普通」に対する葛藤や、自分の居場所を見つける難しさが共感を呼びます。
初心者にも読みやすく、現代社会の矛盾を考えさせられる一冊です。
『異類婚姻譚』本谷有希子
本谷有希子の『異類婚姻譚』は、人間関係の複雑さと不思議さを描いた独特な物語です。
愛と不安、異質な存在とのつながりをテーマにし、読者に深い考察を促します。
哲学的なテーマが織り交ぜられた感動的な作品です。
『マチネの終わりに』平野敬一郎
平野敬一郎の『マチネの終わりに』は、音楽を通して交差する二人の男女の人生を描いた感動的な物語です。
遠く離れた場所での恋愛と運命の重なりが美しく描かれており、読者を深い感動に導きます。
心に残る愛の物語です。
『私の消滅』中村文則
中村文則の『私の消滅』は、アイデンティティの喪失と人間の存在について深く考えさせられる作品です。
自己を探し求める過程での苦悩と恐怖が生々しく描かれており、読者を引き込みます。
『祐介』尾崎世界観
尾崎世界観の『祐介』は、自らの過去と向き合い、成長していく青年の姿を描いた物語です。
過去の経験がどのように人を形作るのか、そのプロセスが丁寧に描かれており、感動的です。
人生の成長について考えさせられる作品です。
『夏の裁断』島本理生
島本理生の『夏の裁断』は、愛と罪の間で揺れ動く人々の姿を描いた作品です。
過去と向き合いながら、未来への希望を模索する主人公たちの物語が心に響きます。
感情移入しやすく、人間の複雑な感情を描いた一冊です。
『私の恋人』上田岳弘
上田岳弘の『私の恋人』は、人間とAIの関係を描いた未来的な物語です。
愛の形が変わりゆく現代社会で、新たな愛の可能性を提示しています。
楽しめる内容で、未来の愛の在り方について考えさせられる作品です。
オードリー若林さんのおすすめ本
『コンビニ人間』村田沙耶香
『少年聖女』鹿島田真希
鹿島田真希の『少年聖女』は、複雑な家庭環境に育つ少年の視点から人生の困難を描いた作品です。
幻想的でありながらもリアルな世界観が交錯し、読者に独特の読書体験を提供します。
手軽に読み進められる物語で、深い人間性を描いた感動的な一冊です。
『挫折を経て、猫は丸くなった』天久聖一編
『挫折を経て、猫は丸くなった』は、挫折や困難に立ち向かう中で、どのように人は成長していくのかをユーモラスに描いたエッセイ集です。
多くの作家たちが寄稿しており、それぞれの体験談が心に響きます。
読みやすいエピソードが多く、笑いながらも深い学びを得られる一冊です。
『鳥打ちも夜更けには』金子薫
金子薫の『鳥打ちも夜更けには』は、人間関係の複雑さと孤独をテーマにした短編集です。
その深い心理描写が、読者に登場人物たちの感情をリアルに感じさせます。
初心者でも一話ずつ楽しむことができ、人間の多面性をじっくりと味わえる一冊です。
『グローバライズ』木下古栗
木下古栗の『グローバライズ』は、グローバル化する現代社会の中でのアイデンティティの探求を描いた作品です。
多くの視点から世界を見つめることで、自分自身の立ち位置について考えさせられる内容となっています。
手軽に読み進められるスタイルで、現代社会を捉えたユニークな視点に魅了されるでしょう。
オアシズ 光浦靖子さんのおすすめ本
『コンビニ人間』村田沙耶香
『美しい距離』山崎ナオコーラ
山崎ナオコーラの『美しい距離』は、愛する人との距離感と向き合う姿を描いた感動的な物語です。
愛情の形や人間関係の複雑さを、繊細に描いており、読者は登場人物たちの心の動きに深く共感することができます。
静かな感動が心に響きます。
『服従』ミシェル・ウエルベック
ミシェル・ウエルベックの『服従』は、政治的なテーマと個人の生き方を重ね合わせた問題作です。
近未来のフランスを舞台に、個人の自由と社会の変化に対する視点が描かれており、ウエルベックの独特な世界観が感じられます。
現代社会への洞察が鋭く、読み応えのある一冊です。
『あひる』今村夏子
今村夏子の『あひる』は、日常の中に潜む不思議さや孤独を描いた短編集です。
淡々とした語り口でありながら、登場人物たちの内面が繊細に描かれており、その不思議な世界観に引き込まれます。
今村の独特な視点が感じられる一冊です。
『マチネの終わりに』平野啓一郎
平野啓一郎の『マチネの終わりに』は、大人の愛と別れをテーマにした感動的な物語です。
音楽と愛が交錯する中で、登場人物たちが抱える葛藤と成長が描かれています。
感情移入しやすく、その美しい文章が読者の心を打つ一冊です。
『森に眠る魚』角田光代
角田光代の『森に眠る魚』は、母親たちの視点から描かれた心温まる物語です。
母親であることの喜びや不安、そして葛藤が丁寧に描かれており、女性の生き方について深く考えさせられる内容となっています。
共感しやすく、角田の優しい語り口が印象的な一冊です。
カズレーザーさんのおすすめ本
『中をそうぞうしてみよう』佐藤雅彦+ユーフラテス
佐藤雅彦とユーフラテスの『中をそうぞうしてみよう』は、子どもから大人まで楽しめるユニークな絵本です。
普段は見えない「中」を想像することの面白さを伝えてくれる内容で、シンプルながらも豊かな創造力を刺激してくれます。
楽しめるやさしい文章とイラストが魅力です。
『ジョン・レノン対火星人』高橋源一郎
高橋源一郎の『ジョン・レノン対火星人』は、ユーモアと風刺が詰まった奇想天外な物語です。
ジョン・レノンと火星人という異色の組み合わせが、現実と幻想の境界を揺さぶります。
気軽に楽しめるテンポの良いストーリーが特徴です。
『幻獣遁走曲』倉知淳
倉知淳の『幻獣遁走曲』は、ミステリーと幻想が交錯するユニークな作品です。
物語の中で次々に繰り広げられる謎と、不思議な幻獣の存在が読者を引き込みます。
謎解きの楽しさを味わえる一冊です。
『静かな炎天』若竹七海
若竹七海の『静かな炎天』は、静かな夏の日々の中に潜むミステリーを描いた短編集です。
繊細な描写と、日常の中にひそむ謎が見事に描かれており、読者は次第に物語に引き込まれます。
シンプルなストーリー展開が魅力です。
『アライバル』ショーン・タン
ショーン・タンの『アライバル』は、言葉を使わない絵本形式の物語です。
移民の視点から描かれた物語は、読む者に強い感動を与えます。
ビジュアルストーリーテリングが、この作品の最大の魅力です。
『高い城の男』フィリップ・K・ディック
フィリップ・K・ディックの『高い城の男』は、第二次世界大戦後のもしもの世界を描いたSF小説です。
「もしも連合国が敗北していたら」という興味深い設定が、読者に新たな歴史の可能性を感じさせます。
スリリングな展開が魅力の作品です。
『ヤギより上、サルより下』平山夢明
平山夢明の『ヤギより上、サルより下』は、人間の持つ狂気と日常の中にある奇妙さを描いた短編集です。
過激な表現も多いですが、その中にあるユーモアと洞察が読者の心に強く響きます。
初心者には少し挑戦的な内容ですが、刺激的な読書体験を求める方におすすめです。